「余分なものを取り除いていく」という考え方
今日は「足りないものを足すのではなく、余分なものを取り除く」がテーマです。
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バンドをやっていてよく思う。
音楽を始めて3年間くらいは音を厚くすることばかり考えていた。
音の隙間があったら、必ずそこに何かフレーズを入れていた。
隙間がなくなることで、音の厚みは増していった。
その翌年、あることに気が付いた。
音の厚みを増していった結果、
音がくどくなっていたのだ。
すべての隙間を埋めてしまった結果、
心が落ち着く場所がなくなってしまったのだ。
そこで、あえて音の隙間を作ってみた。
結果は予想以上によかった。
かっこいいフレーズを弾くよりも、
何も弾かない方がかっこよかったのだ。
音楽は音数ではなく、音を入れるタイミングが命なのかもしれない。
音のない空間も、音楽の一部なのである。
ただ、この理論をうちのバンドで実践できる気がしない。
みんながみんな目立ちたがり屋なので、
目立てないということは自分の存在価値がなくなるということ。?。
すっきりしたアレンジの曲をやるとどうも不完全燃焼になってしまうみたい。
今の状態でうまくいっているので、うちのバンドは今のままでいいのかもしれない。
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先日、とある農家さんを訪問したときに聞いた話。
「今までは肥料をやれば作物は大きく育つと思っていたけれど、
最近、大事なのは養分の量ではなくバランスだとわかった。
今までは化学肥料をばんばん撒いてきたけれど、
きっと肥料を撒きすぎていたのだと思う。
化学肥料をやめて堆肥を使うようになった。
養分の量は少ないのに、明らかに生長がよくなった。
同時に農薬を使うのもやめたんだけれど、
ほれ、見てみぃ。虫ついていないでしょ?
作物が元気に育っている証拠。
余分なものを与えないことも大事なのかもしれない。」
農業にも「余分なものを取り除く」という考え方があることを知った。
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現代農業は肥料をがんがんやって作物を大きくそだててきたけれど、
それはもしかしたら、親が教育ママで、塾に行き、家庭教師もつけ、
英才教育で東大に入学したけれど、
卒業して官僚になったら実は何もできない人間だった。
というのと同じなのかもしれない。
自分は親でもないし、教育者でもない。
でも。
教育にがんがん投資すれば子供は育つ、という考え方自体が嫌いだ。
大事なのは子供が自分自身の力でどう育っていくかということだと思う。
子供の成長のためにあれこれ世話してあげるよりも、
子供の成長を影で支えてあげる方がよっぽど大事だと思う。
小学校の段階で方程式が解けることよりも、
「だるまさんがころんだ」をしてて、動いた動かないでもめてケンカしたときに、
どのようにして自分たちで仲直りしていくかを学ぶ方がよっぽど大事だ。
ケンカの仕方をしらないから、そして、仲直りの仕方を知らないから、
今の世の中変なことばっかり起きるんだ。
子供たちには、塾なんて行かないで、公園で泥だらけになって遊んでほしい。
俺は農業がしたいという気持ちの中に、
自然な環境の中で子供を育てていきたい、という気持ちもある。
「すべての答えは自然の中にある」派である。
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他にも、「シンプルなラーメンの方がおいしい」論とか、
「あの人は化粧しない方が美人だったりする」論とか、
「●印良品」そのものとか、
この考え方はいろんなところに応用できる。
もちろん例外もいっぱいあるだろう。
でも自分は、「余分なものを取り除く」的やりかたを
すべてのことに当てはめてみようと思う。
おそらくこれは普遍的なものなんじゃないかと。
- [2008/06/27 19:17]
- ジョージ |
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Comments
「すべての答えは自然の中にある」
って言葉おれも好きっす!
たまに雑草とりながら、彼らに学ぶことがあったりしますよー。笑
おひさ。
元気かい?
草取りって、無心になれるから、普段思いつかないようなことを突然空から降ってくるように思いつくんだよな。
人間の歴史なんてしょせん数百万年とかそんなもんで、植物って何億年単位だからね。今生き残っている植物ってのはかなりのエリートなはずだよね。
自然界ってのは、人間が思っているものよりずっと奥深く、そして理にかなっているんだと思う。だから学ぶべきことがたくさんあるんだわ、きっと。
これからは農業の時代だ。
つまり、俺たちの時代が来たってことだ。
まちがいない。
お互いがんばりましょ〜。
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